一昨日、土曜日のお昼に、父と母の家に行って、お昼ご飯をごちそうになってたら、
母が、ずっと、これを、ききたかったようで、
「しぃちゃん。えっとね、みろくさんって、しってる?
えとね。絵を描かれる方。
この前ね、待合室に、本があって、何気なく手にとった本をみて、
感動したと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
みろくさんが、奥さんの息を引き取るまで、娘さんと、介護なさって、
毎日ね、その奥さんのね、顔をね、描いてると。
お母さん、うわぁ〜〜〜〜〜っと、きた。。。」
「そしてね、ふと、待合室の壁をみたら、みろくさんの事について、色んな方が、書かれている文章があって、
みろくさんと、奥さんの様子がね、わかってくると。」
母は、事細かに、記憶してきた本の内容を、たくさん、一気に、話してくれました。
母は、娘の私が、こういうデザインやイラストのお仕事をついているから、
母も、そういう職業ということでは、ありません。
ですので、その本を、一生懸命、興奮して、話してくれる姿をみて、
私も、その本を、みてみたいと。思いました。
母が言ってた言葉の単語を、思い浮かべてインターネットで検索してみました。
「みろくさん / 西都市」
そして、本をみつけました。
弥勒祐徳さん
『語れぬ妻へ』〜八十八歳の画家が描いた在宅介護の千八百日〜
(表紙だけしか、みれませんが、それが、母の言ってたデッサンだ!!と、思いました)
そして、
みろくさんは、
昨日、2012年9月3日に、
“ 西都市は、芸術、文化の発展に多大な功績があったとして、
同市三納の画家・弥勒祐徳さん(93)=宮日美展無鑑査=を名誉市民にすることを決めた。
名誉市民は10人目で、文化界では初めて。
3日に開会した市議会定例会に議案が提案され、可決された。
10月に贈証章式を開く。”(宮崎日日新聞より)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=48286&catid=3
このタイミングで、知る事ができた、弥勒祐徳さんの名誉市民のこと。
母が教えてくれた、みろくさんの本のこと。
私の手元に、おくべき本リストに追加しました。