ハチミツ

 

1997年、 先輩の一心さんが

大学の1階の中庭につづく建物の下で、

樹脂を流し込んで、大きい造形物をつくってて、

(おそらく、大きいコンペティション参加のための、作品を作ってらっしゃったと思います。)

その工程も、発想も、衝撃的で、刺激的で、

少しでも時間があれば、一心さんのところにいって、

その様子を見学させてもらってました。

 

樹脂を小さいバケツに入れてたので、

底にあまった樹脂が、固まって、それは、捨てるので、重ねておいてあって、

捨てるはずの、その重なった樹脂で、ライトをつくってくれました。

 

先日、ごそごそ、モノ探しをしてたら、

そのモノは、みつからなかったのですが、かわりに

ずっと探していた、一心さんのライトが、私の卒業制作の作品の中に入ってて、

よかったぁ、と、ほっとしました。

 

あの頃は、透明でしたが、今は、べっ甲色になってました。

灯りをつけたら、“ハチミツ”色に、なりました。

 

大学時代に個展の場所をみつけに、デパートの広報に、電話したり、

ギャラリーに、電話したり、

あの頃の恐さ知らずのバイタリティは、すべきことが、カッコイイ、先輩達の姿に、影響されていたことも、事実です。

 

 

ときは、ずいぶん、すすんで、すごい遠いてっぺんに行って活動されてらっしゃる、

一心さん、お元気でしょうか。